ブルーバード

アーティストSoul Camp
作詞半蔵
作曲半蔵
この車がウチに来たのは ちょうど40年も前
母ちゃんが稼いでた年 無理して5年ローン組んで
買ったばかりの頃はよく 二人でドライブしたね
あの頃コイツを走らせりゃ 道歩く人は釘付け
二人で初めて喧嘩をしたその日も コイツに揺られて
ただ黙って険悪な空気が 車内にずっと流れてた

ブルーバードに乗って 幸せの青い鳥は いつでも僕たちを
見守ってきたんだ いい時も 悪い時も 優しい目で
君がいつも居た 破れかぶれの助手席や 手垢の付いた壁も
愛しく想うよ 今もこのポンコツに 一人揺られて・・・

ある日僕らは病院へ その日もコイツに揺られて
気分悪そうな母ちゃんを 気遣いゆっくり走らせ
病院の外の駐車場 ラジオを聴いて待っていて
母ちゃんが車に戻って 子どもができたのを知った
嬉しくって 本当に嬉しくて 帰り道は二人はしゃぎ
交差点で信号に気付かず 僕らはあわや大惨事

ブルーバードに乗って 幸せの青い鳥は いつでも僕たちを
見守ってきたんだ いい時も 悪い時も 優しい目で
倅が子どもの頃に残した 後部座席に記されたシミも
愛しく想うよ 思い出の詰まった コイツに揺られて・・・

あっという間の40年 倅も嫁さんをもらい
僕もすっかり歳を取り 今では "じいちゃん" と呼ばれ
「子よりは孫」 とよく言うけど 正直僕は違ってて
孫を抱いて笑う倅が 僕にゃずっとかわいかった

4年前に彼女が 僕より先に逝った
来る日も来る日も毎晩 飲み明かして泣いた
"すぐそっちへ行くからね" と それまで僕とコイツと
お互いすでにガタはきてるけれど もう少しだけ走ってみよう

ブルーバードに乗って 幸せの青い鳥は いつでも僕たちを
見守ってきたんだ いい時も 悪い時も 優しい目で
君がいつも居た 破れかぶれの助手席や 手垢の付いた壁も
愛しく想うよ 今もこのポンコツに 一人揺られて・・・

愛しく想うよ 思い出の詰まった コイツに揺られて・・・

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