あまのじゃく

アーティストこけしDoll
作詞奥山奈緒美
作曲奥山奈緒美
愛撫を求める顔は最早浮腫みだけであろうか。
此即、恥ずかしがらずにさらけ出せるものなんて私にはもうない。
そして、蠢いて、蠢いて・・・鳴呼。

苛立つのは其の面影、一種の幻覚は一編たりとも此の世と交じわぬ
期待のもちようもない屈辱と退屈。
所詮、英知が何の富と成りうるだろう、無知が何故不幸であるだろうか、
一切合切初めから無かったものとして消したい。
罪なき肌に触れる外気を拒めぬ。 漂う臭気を選べぬ。
末端まで浸かっては四方にしがみつく私の運命。
さもなくば身を屈めて怯える少女が、鏡に映る我が目の滴に八重歯を晒して笑う、笑う・・・。
翼の生えた天の邪鬼が、羽ばたいて砂塵を飛ばしても
貴方の様な人種だけが目を見開いて居てくれたら好い。
鳴咽を繰り返す私の口から垂れてる糸に、しがみつく空中楼閣の
浮世が行き着く胸の在処。

一歩、一歩踏みしめる度、一歩、一歩後にしていく度、
何かに気づいてまた何かを失っては進んで行くんだろう。
描いては潰して、描いては壊して、描くのを続けて朽ち果てる時
一点の曇りもない顔を見せてみたい。

翼の生えた天の邪鬼が、羽ばたいて砂塵を飛ばしても
貴方の様な人種だけが目を見開いて居てくれたら好い。
鳴咽を繰り返す私の口から垂れてる糸に、しがみつく空中楼閣の
浮世が行き着く胸の在処。

貴方が言う其れも自由さ、今あんな風に羽ばたく私も其れが自由さ。
だからたった独り羽ばたかざる負えぬ時もある。
其れが私の知った自由さ。
今貴方にほんの隙間ででももって生きていて欲しくて仕方ない。
此が私の願いで仕方ない。

翼の生えた天の邪鬼が、羽ばたいて空だけになっても
信じてるのは空中楼閣の存在有無じゃない。
何処か一点が其れを繋いで、何処か一線が其れを防いで
しがみつく糸の細さに浮かんでは誘う空中楼閣何ぞ、鳴呼!

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