地酒

アーティスト伊藤明弘
作詞野本高平
作曲石田光輝
故郷が無性に 恋しくなって
ひとり降りたつ 夜の駅
風にゆれてる 赤提灯が
俺をむかえる 田舎町
お晩でやんすと 暖簾の奥で
おくに訛りが おじぎする
酒だ 酒くれ 淋しい胸に
今日の地酒は しみるだろ

この町生れの 男の顔を
誰も知るまい 判るまい
夜の都会に 月日を捨てた
俺が変った だけなのさ
地酒にすがれば 酒呑みとおし
死んだ父親が 目に浮ぶ
酒だ 酒くれ ここから先は
俺にゃ帰れぬ 遠い道

故郷の地酒は やさしい母だ
俺を叱った おやじの酒だ
呑めばこころに しみわたり
酔えば涙を つれてくる
さよならふるさと もう夜が明ける
やがて列車が 来るころだろう
俺はこのまま 帰るけど
風よ責めるな 朝の町

50音・ABC検索


  • このエントリーをはてなブックマークに追加