春を待つ

アーティストゆーきゃん
作詞ゆーきゃん
作曲ゆーきゃん
ライラック色の夢を見る
空を泳ぐ夢 溺れて目が覚める
三十七度一分の微熱は続いて寄りかかる壁は甘く燃える
解放区ゆきの招待状
その道をたどれば怖れさえも連れてゆける
ライラックの葉書に
浮かべた思いを書き留める間もなく空を白む

完全な朝が不完全な君を揺り動かし
やがて始まる残酷なニュース 耳を 塞ぐまで

強く失い 強く願って
春を待つような眠りの中で
傷つけてまた抱き寄せるだけ
春を待つような眠りの後で

楽園を出たあの日なくした季節を
頭の片隅でずっと描き続けている
ライラックの葉書は
散らかる机にたった一つの叫びを残して

流れ去るときを淀んだ水のように掬い
ささやかな願いささくれた指でかき混ぜる日々

目を閉じていて
砂漠の街に恋人たちが寄り添ううちは
傷つけてまた抱き寄せ合って
朝焼けまでは灯りを消して

完全な朝に不完全な僕ら手をつないで
わずかに開く扉の向こうへ飛び込んでゆく

かすれきった声は誰を呼んだの
散らかった部屋で何を描いたの
砂漠を越えて手のなるほうへ 歩けるよまた眠りから覚めて
春を待つような眠りの後で

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