天城悲歌(エレジー)

アーティスト曽根史郎
作詞佐伯孝夫
作曲吉田正
伊豆の温泉(いでゆ)の 宿帳に
妻とはじめて 君の名を
書いた一夜の 明けやすく
思い残して ああ
たどる天城の 紅椿。

見れば椿の 花さえも
二つ寄り添い 離れじと
燃えて葉陰に 咲くものを
山は晴れても ああ
どこが二人の 住みどころ。

こころせまりて しみじみと
君と抱けば ニッコリと
可愛い睫毛に 宿す露
さらば椿よ ああ
湯の香さみしく 春は逝(ゆ)く。

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