鎮魂の歌

アーティスト陰陽座
作詞黒猫
作曲黒猫
足音(あのと)響(ひび)かせて 叢立(むらだち)は勇(いさ)む
いざや鬼殿(おにどの)へ その首を討(う)たんと
暮れ懸(か)かる空に 昔時(せきじ)を打ち捨て
守らう俤(おもかげ) 瞼(まなぶた)に紊(みだ)れる
焔(ほむら)を掲(かか)げよ 鬨(とき)の声を呼ぶ
今宵帰(こよいかえ)る 道などいらぬ
朽ち果てたこの骨に 唯(ただ)花が咲けば良い
荒(あら)ぶる爪牙(そうが)に 屍累々(かばねるいるい)と
在りし日の夢は 散(ち)り散(ぢ)りに毀(こぼ)れる
血に濡れた友の 唇は歌う さらば愛(いと)し子よ 健やかに生きよと
其の歌を刃(やいば)に 竦(すく)む足を駆(か)る
語(かた)り継(つ)がう 名前はいらぬ
朽ち果てたこの骨に 唯 花が咲けば良い
いつか時は 総てを浚(さら)い 光射(ひかりさ)す この阜(おか)を
また幼子(おさなご)は駈けるだろう
寄り添い往(ゆ)く 生き世は失(う)せど 骨に咲く其の花に
君が微笑めば良い

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