フラミンゴ・ブールヴァード

アーティスト山田晃士
作詞KOSHI
作曲KOSHI
蔦のからまる 古いアパートメントハウス
窓から外を見渡せば そこに グレープフルーツの月
凍てついた街並
その冬は本当に一人きりだった

愛も優しさも行き場を失い
憎しみさえも 指のすき間から、こぼれた
毎夜 車をただあてもなく 逃げる様に 飛ばしたものさ
ブールヴァード

夜が早い街 車も人も消えた
月は高く昇り 勇気さえ失って
12年も前から 見てきた この街が こんなにも 切なく映ろ
愛に満ちた朝も 打ちひしがれた夜も
時の流れだけが 一つにしてゆく
思い出のかけらを タイヤで踏みつけながら
慰める様に 飛ばしたものさ
ブールヴァード

その晩 俺はフラミンゴ通りを
いつもの時間に飛ばしていたのさ
臓朧とする意識の狭間に見たものは
フロントガラスの蜘蛛の巣だった・・・

サイレンが聞こえる 赤く染まったブールヴァード
潰れた車から 俺は引き上げられた
何もかもが遠のいて 消えたあの日から
どれ位 眠っているのだろう・・・
ブールヴァード

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