まぶしい光の中で 水しぶきをあげながら
ゴールをめざす僕の心に 君のエールが届く
黒く焼けた背中と ゆれる向日葵のような
君の笑顔探した 僕たちの夏
今この胸によみがえる あの頃の思い出が
まるで昨日のことのように あざやかに
校庭の陽だまりで 肩を並べていた冬
初めて手にした楽器の重さ 君が教えてくれた
ひとつひとつ音符を指さし 見守ってくれた
やさしいまなざしを 僕は忘れない
今この手に受け継いでいく あのやわらかな音色
まるで春待つゆずり葉の 若葉のように
今この胸によみがえる あの頃の思い出を
いつまでも忘れはしない さようなら