白菊の歌 (東京高等商船学校寮歌)

アーティストボニージャックス
作詞神長瞭月
作曲神長瞭月
―かすめる空に―
かすめる空に 消えのこる
おぼろ月夜の 秋の空
身にしみわたる 夕風に
背広の服を なびかせつ

紅顔可憐の 美少年が
商船学校の 校内の
練習船の メンマスト
トップの上に 立ち上がり

故郷の空を 眺めつつ
ああ父母は 今いずこ
我が恋人は 今いかに
少年右手に 持つものは

月の光に 照らされて
傍の友に 語るよう
もとこのものは 故郷の
外山のかげに 咲き残る

後れ咲きなる 白菊を
吾故郷を いずる時
君が形見と 贈られし
真心こめし このしおり

海山遠く へだつとも
彼が形見を 思い出で
朝な夕なに ながめつつ
いわんとすれば 悲しやな

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