海が見たくて 季節はずれの旅
ただ幸せという お決まりの日々の中
人はもう 見向きもしない海
ふと 出逢った人と ひとつの蒼い影を見つめ合ってた
灯りの点らない窓辺に つかの間の恋もとめた
愛することのない人と 今夜限りの夢と
知っていながら おたがいの優しさに
ひたってみたくなったのは
淋しさをかくしきれなくなったのだろう
灯りの点のともらない窓辺につかの間の恋もとめた
壁に潮騒の音を聞き 熱く燃えつきた日
もう二度と逢うこともない人に
ひたってみたくなったのは
淋しさをかくしきれなくなったのだろう