何もないから 子犬連れて帰った
少し ただ少しだけ 欲しかった温もり
雨の匂い 冷たく感じて
切ない心 隠して
同じ言葉を並べても
変わらないのは 今も同じ
ただ一人 いてくれた
君の姿 今は見えない
階段も 足音と共に揺れる
騒がしいホーム 僕はたたずむ
気づいたら 下向く人々ばかり
近すぎて ほら その意味を
忘れるから 思い出して
隠してた 宝物
見せるから ありのままで
離れた心 探して
同じ言葉をまた君に
伝えよう 花咲く前
ただ一人 いてくれた
君の姿 もう一度
わがままは分かってる
分かっている 二度とないと
雨上がり 少しだけ
思い出した 温もりを