休暇旅行

アーティスト谷山浩子
作詞谷山浩子
作曲谷山浩子
それから 76億年 ふたりの午後は
それから 終わることなくつづき 雲は動かず

長い時を過ごした もの言わぬ山脈と
がらんと ただ広い空 なにもない 寒い荒れ地

それは 石のテラスでふたり お茶を飲むだけの
長い午後 気の遠くなるような 長い長い午後

あの日 明け方の駅に 見えない汽車がついて
見えない乗客たちが 手招いた 見えない窓

それから 76億年 ふたりの旅は
それから 終わることなくつづき この土地についた

どこかの駅で 地図をなくした
ふたつに折れた コンパスの針

ここには道標がなく なんの目印もない
それどころか 道もない
振り返れば 今わたしたちが出てきた駅も
どこにも見あたらない

はるかな はるかな旅をつづけ 遠く遠くへと
永久に終わらない夏休み あなたとわたしの

見上げる彼方 空の高みに
炎と海の 銀河が燃える

タマシイだけが 帰ると叫ぶ
炎と海の 銀河の故郷

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